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作図

レポートにネットワーク図・構成図・フローチャートなどを掲載する際には、以下のツールを活用するとよい。

draw.io(diagrams.net)

URL: https://app.diagrams.net/

ネットワーク図・フローチャート・ER図など幅広い図を作成できる無料のWebアプリ。ローカルのデスクトップアプリ版(Electron製)も配布されている。作成したファイルは .drawio(XML)形式で保存でき、PNG・SVG・PDFへのエクスポートも可能。Google Drive・OneDrive・GitHubとの連携にも対応している。ネットワーク機器アイコンなどのシェイプライブラリが豊富で、実験レポートで頻出するネットワーク構成図を作成しやすい。

Lucidchart

URL: https://www.lucidchart.com/

フローチャート・ネットワーク図・UMLなどを作成できるWebベースのツール。無料プランでは編集できるドキュメント数などに制限があるが、基本的な作図機能は利用可能。複数人でのリアルタイム共同編集に対応しており、チームでのレポート作成に適している。

Mermaid

URL: https://mermaid.live/

テキスト(コード)から図を生成するオープンソースのダイアグラム記述言語。フローチャート・シーケンス図・ガントチャートなどをMarkdown内に直接埋め込める。mermaid.live はブラウザ上でリアルタイムにプレビューできるエディタである。本ガイドラインのMkDocsサイト(Material テーマ)でもMermaidによる図の描画に対応している。

graph LR
    A[PC] -- Ethernet --> B[L2 Switch]
    B -- Ethernet --> C[Router]
    C -- WAN --> D[Internet]

PlantUML

URL: https://www.plantuml.com/plantuml/

テキストからUMLダイアグラムや各種構成図を生成できるオープンソースツール。シーケンス図・クラス図・ネットワーク図(nwdiag)などに対応している。Javaランタイムがあればローカルでも利用可能。VSCodeの拡張機能(PlantUML)を使うと、エディタ上でプレビューしながら作図できる。

Cisco Packet Tracer

URL: https://www.netacad.com/courses/packet-tracer(要Cisco NetAcadアカウント・無料)

Ciscoが提供するネットワークシミュレータ。ルータやスイッチなどネットワーク機器を視覚的に配置・設定し、パケットの動作を確認できる。ネットワーク構成図の作成だけでなく、実際の動作確認・学習にも使える。

GNS3

URL: https://www.gns3.com/

本格的なネットワークエミュレータのオープンソースソフトウェア。実機に近い環境でルータやスイッチの設定を試せる。Cisco IOSなどの実機イメージを別途用意する必要があるが、ネットワーク構成図を作成しつつ動作確認まで行いたい場合に有用である。

Microsoft Visio / PowerPoint

Microsoft Visioはネットワーク図・フローチャート作成に特化した商用ツールであり、多くの企業・組織での標準ツールとなっている(有償)。手軽な代替として、Microsoft PowerPointのSmartArtや図形機能を使って構成図を描く方法も広く用いられている。大学などのライセンスで利用できる場合は積極的に活用するとよい。

ツール選択の目安

ツール 形式 費用 用途
draw.io Web / デスクトップ 無料 ネットワーク図・フローチャート全般
Lucidchart Web 無料(制限あり) チーム共同作業
Mermaid テキスト(コード) 無料 Markdown文書への埋め込み
PlantUML テキスト(コード) 無料 UML・シーケンス図
Cisco Packet Tracer デスクトップ 無料(要登録) ネットワーク構成・シミュレーション
GNS3 デスクトップ 無料 本格的なネットワークエミュレーション
Microsoft Visio デスクトップ 有償 業務・標準的なネットワーク図

Windows 11でのスクリーンショット

レポートに画面キャプチャを貼る場合は、以下の方法が使いやすい。

よく使うショートカット

操作 範囲 保存のされ方 主な保存先
Win + Shift + S 範囲選択 / ウィンドウ / 全画面 クリップボードにコピー(通知から保存可能) 任意(保存時に指定)
Win + PrintScreen 全画面 自動でファイル保存 ピクチャ\スクリーンショット
Alt + PrintScreen アクティブウィンドウのみ クリップボードにコピー 任意(貼り付け後に保存)
PrintScreen 全画面 クリップボードにコピー 任意(貼り付け後に保存)

保存方法のポイント

  • Win + Shift + S はSnipping Tool(切り取りツール)での切り取りであり、撮影直後はファイル保存されない。右下の通知をクリックし、Snipping Tool画面で保存先を指定して保存する。
  • Win + PrintScreen は最も手早くファイル保存したいときに有効である。連番で画像が保存されるため、実験手順の記録に向いている。
  • クリップボード保存(PrintScreen / Alt + PrintScreen)を使う場合は、PowerPoint・Word・Paintなどに貼り付けた後、必要に応じてトリミングして保存する。

レポート向けの実践的なコツ

  • 撮影前に不要な通知や個人情報(学籍番号、メールアドレス、アカウント名など)が映らない状態にする。
  • 同じテーマの画像はファイル名を統一し、例として exp2_step01_login.png のように手順番号を付けると管理しやすい。
  • 貼り付ける前に、必要部分のみを切り出して解像度を保つと、可読性が高いレポートになる。